紙の厚みなのに単位が「kg」なのは、原紙を1,000枚重ねた時の重さで表すからです。つまり、紙厚が90kgの場合、原紙1,000枚重ねた時の重さ=90kgの厚みを持った紙ということになります。「原紙」とは、仕上がり寸法に裁つ前の元々のサイズの紙のことです。
印刷用紙の厚さは主に「坪量」と「連量」で表示されます。
坪量(つぼりょう)とは
坪量(つぼりょう)とは、用紙重量の表し方で1m²当たりの用紙の重さのことです。1m×1mに切った紙の重さを量ったときのグラム数となります。単位はg/m²(グラム平米)で表示します。米坪(べいつぼ)、メートル坪量と呼ぶこともあります。
連量(れんりょう)とは
ある規定の寸法に仕上げられた紙1,000枚のことを1連(1R)と呼びます。
(板紙の場合、100枚で1ボード連・1BR)連量とは1連の紙の重量のことをいい、単位はkgで表示します。連量は紙の厚みを知るための目安ともなります。